« 2018年10月20日小川路峠 | トップページ | 2018年11月16日津市近郊の山 »

2018/11/11

2018年11月10日青崩峠

 自転車中心の峠越えの続きです。すっかり、秋葉街道とか中央構造線といったキーワードにはまっています。前回は小川路峠でしたが、今回は青崩峠に行ってきました。今回も輪行を利用します。

 早朝にクルマで出発。アクセスが良くて駐車もできる東栄駅にクルマをデポして、始発の飯田線で平岡まで輪行しました。東栄駅から出発するときは、まだ昨日までの雨雲の切れ端が山を覆っていました。
01

 「秘境駅」で有名な小和田駅などを経て平岡に到着。自転車を組み立てて出発です。まだガスがかかっていますが天気は予報通り回復方向です。
02

 平岡から遠山川沿いの国道418号線で登っていきます。だいぶガスが取れて晴れてきました。紅葉が盛りのようです。しかし、11月なのに異常に暖かい。走り出したらすぐに半袖です。
03

 和田地区に入り、国道152に到達しました。分断されている国道152ですが、このあたりは立派で、ショートカットのトンネルがあったり直線道路に付け替えられたりしています。ここは旧道の入口。隣に立派なトンネルがあって、これが最新の国道152でした。
04

 改良が進む国道152は、路傍に旧国道が残っていて、素朴な神社がそのままありました。地元のひとに大切にされているようです。このように保存されるのであれば、国道の高規格化はいいことかもしれません。この神社の前を国道が通っていたときは制限速度30kmだったのです。
05

 あれ? 国道152をたどれば水窪、さらには浜松まで行けるという表示があります。クルマでは通過できないのに、誇大広告では?と思ってしまいました。どうやらこれは国道152を全通させるんだぞ、という意思表示のようです。
06

 ほらね。実際のところは国道152は分断されているということをやっと看板で表示してくれました。しかし、足下の小嵐川沿いでは「青崩トンネル」掘削のための調査坑の建設が進んでいました。小川路峠は国道で全通させるプランはまったくないようですが、青崩峠はその気力があります。
07

 国道なのか林道なのかわかりませんが、ゲートでこの先は閉鎖ですよ、という所までやってきました。
08

 ゲートを越えて走っていくと、廃屋に国道152の表示があります。たぶんこの表示板は「フェイク」です。国道にしたいルートだけれど、この道そのものを国道に指定しているとは思えません。
09

 国道というのか林道というべきかわかりませんが、だいぶ荒れてきました。ちゃんと赤旗で危ないところは知らせてくれてはいるので、メインテナンスは多少はするようです。
10

 標高が上がってきたおかげで紅葉がさらにきれいになってきました。
11

 舗装されてはいるのですが、根こそぎやられているところも多く、かなりワイルドです。
12

 林道または国道の終点近くにこのような看板がありました。旧街道である秋葉街道を保全しようという地元の活動が昭和62年(31年前!)にあったようです。その努力のおかげで、峠を越える歩道が今も確保されています。
13

 林道の終点です。ここから青崩峠までは近いのですが、階段のために担ぎが強いられました。
14

 途中に青崩神社がありました。峠付近は旧街道の趣があります。残念ながら峠付近以外の旧道は分断されてしまっているようです。小川路峠でも同じような状況でした。
15

 峠らしい切通しに到着しました。信州側は日陰ですが遠州側は明るい。
16_2

 明るい遠州側の眺望です。日の光を浴びながら峠でゆっくりと昼食休憩をとりました。峠から2時間ほどのところにある熊伏山を目指すハイカーが数名通り過ぎていきました。遠州側から入ると峠直下まで車で入れるので、手軽に登れるようです。
17

 遠州側の道はしっかりした石畳になっていてびっくり。傾斜が緩いところは乗れますが、自転車にとってはあまり快適なシングルトラックとは言えませんでした。実は峠から下ってすぐのところまで林道が通じています。この石畳は通らずに林道で下ることもできますが、それほどの距離ではないので石畳を楽しむのもいいと思います。なお、林道の終点からは兵越峠に通じる山道もあるようでした。
18

 ほどなく舗装の林道に出ました。あとは軽快に下って行くだけです。ここにハイカーのクルマが数台停まっていました。
19

 静岡県側にはいろいろな遺跡があります。その中で一番面白かったのがこれ。魚をもったお地蔵さんで、サバ地蔵とのこと。秋葉街道は、海の幸で一番重要な塩を信州に運ぶ塩の道でもあったのですが、魚も運んでいたとのこと。新鮮なサバを信州にもっていこうとした人が力尽きた場所らしいです。魚をもっているお地蔵さんがユニーク。
20

 紅葉は静岡県側もきれいです。
21

 急な舗装路を下り水窪の町に出たら、まだ午後1時過ぎでした。午後1時53分の電車で東栄に輪行します。この電車を逃すと午後4時まで電車が無いのです。
22

 東栄駅でクルマを回収して帰宅しました。シングルトラックはあまりなかったものの、荒れた林道も登ったし、少しだけ石畳を下ったし、なによりあたたかな秋の光のもとで峠でゆっくりできたのは良かった。紅葉を見ながらの、のんびりツーリングを楽しむことができました。


|

« 2018年10月20日小川路峠 | トップページ | 2018年11月16日津市近郊の山 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74132/67368815

この記事へのトラックバック一覧です: 2018年11月10日青崩峠:

« 2018年10月20日小川路峠 | トップページ | 2018年11月16日津市近郊の山 »