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2018/10/21

2018年10月20日小川路峠

 前回の神坂峠の後は、「東吾妻むかし道MTBライド」だったのですが、家族の緊急事態発生のため、スタッフ参加できず。でも、成功裏に終わったようで良かったです(ますます盛況の東吾妻MTBはここ)。お手伝いしたかったなー。
 一週間過ぎて、家族緊急事態はいちおう落ち着いたので、再び自転車中心の峠越えに行ってきました。
 夏は涼を求めて登山ばかりでしたが、秋になって自転車中心のプランが増えてきました。目指すのは国道ながらシングルトラックという小川路峠越えです。

 早朝にクルマで出発。飯田インターで降りて駐車できるところを探します。天竜川沿いに公園を見つけてここにクルマをデポしました。午前8時40分出発。水神橋から国道256号をたどっていきますが、すぐにロスト。傾斜地の農村の細道を登っていきます。いい天気なのでロストしても気になりません。
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 地図と標識を頼り現在地を見つけて国道に向かいます。地名やそれに使われている漢字が、いいなー、と思うのは年のせいでしょう。
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 水神橋あたりは狭い国道だったのに、下平地区から上久堅あたりは立派な道になっていました。三遠信道路への接続のために改良されているようです。
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 上久堅地区に入ると小川路峠の標識が現れました。この上久堅地区の観光協会が、小川路峠に至る古い道、つまり秋葉街道、の整備を熱心に行ってらしいということは、この後の路傍にたくさん現れる観音像の保存やナンバリングなどでよくわかりました。
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 天竜川の川べりを出発してからからずっと上りですが、陽光に照らされたコスモスに癒されます。
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 最終人家となる越久保地区を登っていくと、ついに国道は行き止まりの看板が出現しました。
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 最終人家を過ぎると、ほとんど見た目は林道ですが、まだ、ちゃんと国道のようです。
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 山の中としては珍しい、水質検査証が掲示されている水場がある観世音堂を過ぎてひたすら登っていくと、卯月山から続く尾根に到達しました。標高は1100mぐらいです。獣除けのゲートがありますが、車両通行止めではないようです。でも、ここからダートになるので自家用車で来る人はこのあたりにクルマを停めるようです。左端に国道の標識と思われるポールが建っていて、ここは飯田市越久保という標識は付いていますが、国道番号を示す部分はありません。国道の地位はここで放棄かも。
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 小川路峠を越える秋葉街道は路傍にたくさんの観音像があります。上久堅観光協会では観世音堂を一番にして順番に番号をつけています。途中には茶屋跡があり、昔は賑わっていたという説明がありますが、これだけ観音像があると、この街道が大事にしていたのだろうということが伝わってきます。峠まで33体ありました。
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 林道がだんだんと細くなってきて、倒木を越えるような山道になってきました。
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 旧道と思われる部分が崩壊している箇所があり、高巻き道が付けられていました。階段登場。自転車は担ぎです。肩パッドを持ってきてよかった。
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 押し担ぎの登りが続きます。こんなに大変だとは思わなかった。峠は1600mなのでゲートから500mの標高差の登りがあります。天竜川からだと標高差は1170mです。登るにつれて紅葉が進んできました。落ち葉の道です。
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 やっとこさで小川路峠に到着。天竜川から4時間半もかかってしまいました。ゆっくり休憩。展望はありませんが、少し登ると南アルプス展望台があるらしい。周囲の山にガスがかかってきたので今回は省略。
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 峠から上村方面に下ります。道は落枝と斜面を転がり落ちてきた石などで乗りにくいところが多い。しかし、旧道らしく路面はしっかりしているので整備をしたら快適な道になりそうです。
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 こんなに素晴らしい部分もあります。落ち葉と落枝を踏みしめて下って行くことができます。
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 上村側も観音像が置かれています。こちら側にも番号がふられていますが、上久堅側よりも少ないようです。こちらのほうが峠道としては短いからでしょう。
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 1062mの三角点があるピークの東側を巻いて下って行くと、軽トラが止まっている林道に降り立ちしました。作業に上がってきている人に聞くと、ここから下は旧道は林道で寸断されてしまってなくなっているとのこと。ダートの林道を下るしかありません。上村側から登ってきたら、小川路峠への取り付き道はとてもわからないでしょう。どうやら、上久堅側のほうが秋葉街道の保全に熱心のようです。
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 ダート林道を下り、赤石林道と合流して舗装された道を下ると伊藤谷と上村川の合流点に降り立ちました。遠山郷です。下っている途中から雨がパラパラと降り始めたので、ここで雨具を着ました。あとは遠山川沿いに平岡まで下るだけなので、雨具を着込んでも暑くなることはないでしょう。
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 雨はぱらつく程度で収まり、午後5時前に飯田線の平岡駅に到着しました。当初は一日で小川路峠と青崩峠も越えることを考えていましたが、とんでもない計画でした。山道の押し担ぎの時間がまったくわかっていませんでした。ということで、押し担ぎで小川路峠を越えるのが精いっぱいでした。
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 輪行準備をして電車を待っていると、あたりはすっかり暗くなってしまいました。飯田線の中では、佐久間ダム湖沿いが秘境駅と呼ばれる駅があって最も山深いところですが、ここ平岡はその佐久間ダムと天竜川上流の平岡ダムに挟まれたわずかな平地にある街です。天竜村の中心地です。駅の待合室で電車を待っていると多くの人が顔見知りのようでした。
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 岡谷行きの電車は真っ暗の中をトンネルに出たり入ったりしながら走ります。天竜峡駅から伊那谷となり、車窓から街の明かりが見えてきました。伊那八幡で降りて、水神橋まで自転車で下り、クルマを回収して帰路につきました。
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 久しぶりに輪行を活用した自転車旅でした。クルマがあるので電車て一杯というわけにはいきませんが、行動範囲が大きく広がるので峠越えに最適です。やっぱり、峠は越えて向こう側に行かないといけませんね。

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