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2018/06/18

2018年6月16-17日台高山脈木屋川、木梶谷林道、大杉谷

 梅雨時の微妙な天気予報のため、いつでも里に戻れるような林道探索と、プチ周回山道コースに出かけました。宿泊も里にキャンプ地をさがすことにします。

一日目
 初日は木屋川沿いの林道探索です。クルマで蓮ダムを見ながら山に入っていきましたが、間違えて宮ヶ谷方面に行ってしまいました。山深い雰囲気が満載です。戻って青田川沿いに登っていき、木屋川への分岐に到着しました。良い天気です。クルマを最終人家の手前にデポして自転車で木屋川林道を登っていきました。
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 かなり荒れた舗装林道でしたが、雨量計がある菅谷川の分岐には乗用車が二台も停まっていました。山に入っているのでしょう。このあたりは標識はまずないし、道も踏み跡程度のところばかりです。かなりのエキスパートか。
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 明神平に登っていく薄い踏み跡を分けて林道は東に向きを変えて登っていきます。山と高原の地図に「林道大崩壊」とある地点にきました。幸いに大崩壊とはいえ、道床は無事で自転車を押して簡単に突破できました。
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 尾根を回り込みながら登っていくと、二つ目の「大崩壊」に到達しました。ここは本当に大崩壊でした。完全に林道は途切れてしまっています。崩壊地をトラバースして突破するのは、向こう岸の林道に這い上がるところがかなりの急傾斜になっているようで、ダメのようです。計画ではここを突破して木梶山につながる尾根上の1316mのピークを目指すつもりでしたが、あきらめることにしました。ゆっくり休んで、来た道を引き返しました。
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 引き返す途中には林業用の軽自動車が停まっています。二つの大崩壊に挟まれてここから抜け出ることはできません。ここで朽ち果てる運命なのでしょう。もうナンバープレートもなく、すでに朽ちつつあります。夜に来たら怖い。
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 地図を見ながら検討した結果、今晩は大杉谷林間キャンプ場に泊ることにしました。クルマで移動です。国道422という狭いローカル国道を使って櫛田川沿いの国道166号から宮川に出てます。雲が出てきました。さすが降雨量日本一の大台ヶ原です。でも、幸いに雨は降っていません。
 大杉谷林間キャンプ場はオートキャンプ的な場所で、炊事場やトイレ、それにシャワーも完備しています。大量の荷物を駐車場からキャンプサイトまで運ぶウリアカーもそろっています。しかも、キャンプ地にはすのこが敷かれていて地面からの湿気がよけられるようになっています。その分、キャンプ代も山とは違ってお高かったです。
 まだ、時間は午後3時前。大杉谷の入口まで自転車で行ってみることにしました。もちろん発泡系飲み物は流水で冷やしておきます。
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 宮川のダム湖沿いの道は平たんで快適です。途中で左岸に渡る新大杉橋に到着。路面が金網なので、自転車で走っていると湖面が足元に見えて高度感があります。
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 宮川第三発電所で林道は終点。ここから登山道になります。ちょっと覗いてみると、いきなり岩を切欠いて作ったトラバース道です。鎖がついていて、滑落を注意する標識がたくさんついています。自転車を担いで、なんてもってのほかです。
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二日目
 早朝にテントを撤収して車を走らせて櫛田川に戻ります。飯高町波瀬にクルマを停めました。ここは、昨年11月にも訪れたところです(昨年11月の記録はここ)。山にかかっていた雲は取れてきて青空が見えてきました。この後は晴れたり曇ったりの天気でした。
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 昨秋に訪れたとき、木梶の集落から高見峠に向かう道は途中に崩壊がありました。今年はどうなっているかと思いながら登っていったところ、工事中でした。昨年は側溝が残っていたのでそこを伝って突破したのですが、工事のために側溝もきれいに落とされてしまっていて、向こう側にわたるすべがありません。突破はあきらめて国道に戻って登り返すことにしました。
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 高見トンネルに向けて登っていく国道166号はループ橋もあるし、空中に飛び出したカーブ橋(頭上の木梶大橋)もあります。しかし、劇坂はなく快適に登っていけます。
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 高見トンネルの手前から林道に入る分岐があります。
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 木梶川沿いに舗装林道を登っていくと、木梶川沿いに延びていく林道と、折り返して高見峠に向かう舗装路に分岐します。前回は高見峠にのぼりましたが、今回は木梶川沿いに入っていきます。ここからダートに変化しました。
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 ここも劇坂はなく、快適にダートを走っていくことができます。地図を見比べながら走り、台高山脈の1007mピーク付近のハッピノタワに登る地点を探します。ネット上にも写真が掲載されている「通行止め」の看板のそばにテープがたくさん下がっていて登山道の入口を示してくれていました。
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 ここから、前回の青木村で勘を取り戻した担ぎで出発です。地図には道は示されていないものの、かなりしっかりした道が付いていました。約30分でハッピノタワに到着。正式な標識はありませんが、お手製の標識がありました。
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 雲ヶ瀬山へ登っていく途中で西側の展望が開けました。奈良県吉野方面です。このあたりだと大峰山脈も低くなっています。
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 細かなアップダウンはあるものの、乗れる道が結構あって自転車で来た甲斐があります。
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 杉の植林から離れて自然林になると、いい感じになってきます。
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 地図に記載がない「三角点」がありました。建設省とか、この裏には公共測量などと書かれていて、どう見ても正式な三角点とは思われません。あやしい。意味が分からない四つの石がこの、「三角点」を囲むように建っていて、ますますあやしい。
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 高見峠に到着。昨年に来た時は、高見山山頂を往復しました。展望はあまりなかったものの11月で霧氷を見ることができました。しかし、今回は霧氷の季節ではないし、雲が出てきていて展望も期待できないので、すぐに下ることに決定。
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 下りの半分以上は荒れた林道です。
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 後半になってシングルトラックに変化しました。ちょっと乗車率は落ちたもののまぁまぁ乗れて下ってくることができました。船戸集落に出る直前には、寺院跡や五輪塔などの遺構があります。
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 天気はなんとかもってお昼前に波瀬に戻ってくることができました。ゆっくりと着替えて帰路につきました。一日ごとの行動時間は短めでしたが、探索できたし、汗もたっぷりかいたし、自転車でしっかりと走れたので満足です。

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