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2018/01/21

2018年1月21日 朝熊山

 雪がなく日帰りで楽に行けるところということで探していたら、またまた伊勢方面に朝熊山を見つけました。標高は500m少しですが、伊勢神宮参拝の後に参る場所ということで内宮から登る道、宇治道、があります。今は伊勢志摩スカイラインで登れてしまうのですが、ハイキングコースになっているようです。

 早朝に出発して、伊勢神宮内宮そばにある運動場の駐車場に車を置いて出発。暖かくなる予報ですが、さすがに朝は氷が張るほど冷え込んでいました。舗装路を朝熊駅方面に走ります。登山口からはよく整備された登山道に入ります。押しと担ぎで、さっそく汗が出てきました。
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 朝から多くの人がいます。すでに下ってくる人もいます。近隣の人々にとっては、朝飯前のハイキングコースになっているようです。登山口から1時間強で朝熊峠に到着。伊勢湾の景色が広がります。
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 舗装路を登って最高地点にある八大龍王社に行きました。鳥居があるけれど、お寺のようです。金剛證寺は八大龍王を祭っているそうです。明治以前は神仏は一緒だったので、それでもよいのでしょう。
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 山頂周辺を散歩していたら、JARLの無線局を偶然に発見しました。むかーしアマチュア無線をやっていたときに、朝熊山に標準電波を出す無線局があると聞いていました。現在は標準電波だけでなくリピーターにもなっているそうです。建設が昭和36年(1961年)とあります。そんなに古いのかと疑問に思い、後から調査すると、元は朝日新聞所有の無線中継所だったけれど、1977年にJARLが譲渡を受けたとのことでした。私が、最初に無線従事者免許を取ったのが1968年なので、あー、そんなものかと納得。
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 山頂付近には経塚があります。これは伊勢湾台風で木々が倒されたことがきっかけで、平安時代にお経を埋めていたという経塚が発見されたのだそうです。これは本当に古い。昨夏に行った大台ケ原では伊勢湾台風のおかげで山頂付近の森林が倒木だらけになり、いまだにその復興の途中にあるとのことでした。伊勢湾台風の威力は様々です。
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 朝熊峠から下り気味のダートを行くと金剛證寺の入口に到着。「下乗」と大きく書かれた石塔があります。やっぱり神社みたいですが、ここには鳥居はありませんでした。もちろん歩いて入っていきました。お寺をお参りするほとんどの人は伊勢志摩スカイラインを使ってクルマでやってきています。
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 お寺を一回りしてから、宇治道を下ります。最初は荒れた舗装路。戦前にはバスが登ってきたこともあるということで、乗車して下っていくにはベストに近い道です。
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 後半になると、水流で荒れていた道を整備したようで、深い水切りの溝がたびたび現れます。ここまで深くしなくてもよいのではないかとは思いますが、しっかりとした整備です。
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 ネット上にも紹介されている、朽ち果てているトラックが現れました。山梨県斉木林道の廃トラックが有名ですが、こちらもなかなかのものです。
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 信仰の道らしく、道端にはお地蔵さんがたくさんあります。お供えもされていて、今も信仰されているようです。
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 水切りを乗り越す場所以外は快適に下りました。車を駐車していた運動公園に戻り、公園のあずまやでお昼ご飯です。天気予報通り、穏やかに晴れて暖かくなりました。
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 短いコースでしたが、期待以上の道でした。終戦前までは、バスが登ったりケーブルカーで登ったりできる山だったということで、人気が高かったようです。ケーブルカーが廃止されてすたれたそうですが、伊勢志摩スカイラインの完成で人気が復活したとのこと。荒れていた登山道のうち、朝熊岳道と宇治道は整備が進んでハイキングコースとして人気が出ているようです。今回は、寒くて季節外れの時期なので人は少なめでしたが、季節が良くなると人が多くなりそうです。無用なトラブルにならないように、季節が良いときは入山を避けたほうが良いと思われます。

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