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2017/09/23

2017年9月21日鈴鹿峠安楽越野登山

 平日でしたが仕事の合間を縫って好天予報の日に休みが取れたので、近隣で比較的気軽に行ける、鈴鹿峠周辺を自転車で走り回ってきました。

 関の道の駅からスタート。まずは関の宿場町を抜けていきます。
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 大型トラックが走り抜ける国道一号線ですが、国道沿いにある集落は静かです。沓掛から坂下の宿場に入っていくと、鈴鹿峠自然の家がありました。坂下尋常小学校の校舎を利用しているそうです。外観を見ると、良く保存されているようです。こういう場所で、小中学生のときに野外学習をすると意外に思い出に残ると思います。すでに50年が経過してしまった練馬区の野外学習を、いまだに断片的に覚えているので。
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 標識に従って旧東海道を登っていくと、片山神社に到着しました。鈴鹿流薙刀の発祥の地だそうですが、鈴鹿峠に向けた急斜面にあります。頭上には国道一号線の高架が走っています。平日の早朝だからだろうとは思いますが、誰もいません。しかも歩道には先週の台風の影響か、落枝が散乱していて、ちょっとさびれた雰囲気を感じてしまいました。
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 ほどなく鈴鹿峠に到着。杉の植林に囲まれていいますが、昔は茶屋がたくさんあってその石垣が残っているとのこと。確かに見まわすと石垣がありますが、往時の賑わいは感じられません。
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 峠の滋賀県側は傾斜が緩く茶畑が広がっています。すぐそばには常夜灯だったという大きい石灯籠が立つ、「路傍の休憩所」がありました。石灯籠は国道の鈴鹿トンネル坑口のすぐ上にあり、クルマで走っていてもよく見ることができます。
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 旧東海道から離れて県境の尾根をたどります。東海自然歩道なので階段ばっかりかと覚悟していましたが、多少は乗れる区間がありました。しかし、痩せ尾根の部分があり、安心して乗れません。このあたりの山々は標高は低くても、遠望でもごつごつしていて険しさがあります。山女原への下りは急な階段から始まりました。三子山方面の登山道は、危険なところがあるという注意書きが標識に書かれています。
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 ヒャッホーとはいかないものの、なんとか乗れたり乗れなかったりしながら山道を下ってくることができました。階段がほとんどなかったのは予想外。短いですがいい雰囲気のダート林道を下って山女原の集落に向かいました。
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 山里にはコスモスが咲いて初秋の装いです。栃木茨城県境あたりに似通った、低い山に囲まれているのどかさを感じました。
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 山女原から安楽越を越えて三重県側に戻ります。この道は全面舗装ですが、クルマの通りはなく静かです。穏やかに峠を越えていきました。
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 石水渓を下っていくと、超高架の新名神が横切っています。しかも、その超高架の上にクレーンが林立して工事をしています。新名神は亀山で東名阪と合流して終わっていますが、どうやら亀山から名古屋まで直結させるための分岐を作っているようです。
 ここ亀山に大きい工場があるS社に象徴されるように、産業の海外移転が激しくても国内インフラの拡充は必要なのでしょうか。それとも、東名阪の渋滞解消程度のための雇用創出でしょうか。
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 頭上ですごい工事をしていても、その足元はのどかな山里です。彼岸花が真っ盛りでした。
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 その山里から野登山に向けて舗装路を登っていきました。舗装路の終点は山頂近くの電波塔ですが、三角点がある山頂は木々に囲まれて静かでした。しかもそのそばには、ひっそりとお地蔵さんがいました。山頂直下にある野登寺の関連かもしれませんが、山頂には信仰に関連するものは全然ありませんでした。
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 展望の無い山頂の東側に伊勢湾が望める広場がありました。ここは鈴鹿市のようで、鈴鹿市長による「国見ひろば」銘銘の碑がありました。見通しが良ければ富士山も見えるそうです。
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 久しぶりに鈴鹿山脈を眺望しました。特徴的な鎌ヶ岳とその右側にロープウェイ施設を乗せたおとなし気な風貌の御在所岳があります。また、左側には堂々とした雨乞岳が見えました。鈴鹿山脈の主脈から外れていますが、存在感があります。
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 山頂をめぐってから舗装路から分岐する野登寺に至るダートを登っていったところ、鶏足山という野登山の別称を記した門がありました。ここから境内に入っていきます。
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 お寺の境内には、「不増不滅」という清水が流れています。野登山の山頂直下には池があり、山頂に近いところでも水が豊富な山です。長い歴史を持つお寺のようで、静かに佇んでいるという風情です。
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 下山は表参道という山道に入ってみました。地図上の傾斜は急なのであまり乗れないのではないかと覚悟していましたが、参道というだけあって道は予想以上に乗れました。残念ながらあまり整備はされていませんでしたが、落枝などを片付けるととても良い道になりそうでした。
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 関の道の駅に戻る途中の安楽川沿いから下ってきた山を見上げました。右側のアンテナがある山が野登山。左側は仙ヶ岳です。田んぼのあぜ道には彼岸花が咲いてのどかです。
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 麓の道を走り関の道の駅に戻り、周回コースを終了しました。シングルトラックもまあまあだったし、林道も舗装やダートを含めて自転車の機動力を発揮できました。そろそろ森林限界を超えた山域を歩く時期は終了のようです。

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