« 2016年6月26日 芳ヶ平 | トップページ | 2016年9月10日 加波山から雨引山 »

2016/08/12

2016年8月9-10日 早川尾根小屋

 六月末に長女が病に倒れて、一時はどうなることかという状態でした。幸い回復に向かい安定してきたので、息抜きに山に行くことにしました。自転車持参の登山はちょっと冒険になるので、以前から検討していた自転車での入山が難しい南アルプス林道方面の純粋山登りにしました。行き先は高校時代にテント泊して気に入っていた早川尾根小屋です。電話で確認すると小屋は昨シーズンから無人の避難小屋状態になっているとのこと。

一日目
 甲府からバスに2時間近く揺られて広河原に到着。42年前のゴールデンウィークに北岳に登った時以来の広河原です。
01

 平地では猛暑日が予報されていて、ここにも夏の青空が広がっています。大樺沢のむこうに北岳。第四尾根のマッチ箱は崩れ去ったという話ですが、見てもよく分かりません。かっこいいことには変わりなし。
02

 北沢峠に向かう南アルプス林道の入り口ゲートには、こんな看板があります。要するに自転車は輪行でもダメっていうことですね。夜叉神峠にも同じ看板があります。自転車はどうしてダメなんですか?
03

 広河原峠までコースタイムで3時間半。等高線が詰まっていて急坂の連続を覚悟して、黙々と登っていきました。
04

 ところがうれしいことに、広河原から2時間で広河原峠に到着してしまいました。自転車がないと登りは速くなるようです。いかに自転車が登りの足かせになっているかということです。
05

 これまた43年ぶりの早川尾根を歩いて、憧れの早川尾根小屋に到着しました。針葉樹に囲まれて水場もある絶好のロケーションですが、あれー、こんなもんだったけ?という感想。南御室小屋のほうが、良い水場もあるし広々していて小屋も有人なので当然ながら温かみがあって良いカモ、と思ってしまいました。積年のうちに美化しすぎていたようです。ともあれ、静かでよい雰囲気であることには変わりなし。
06

二日目
 シュラフカバーだけではちょっと寒かった。同宿の大学生パーティーは早朝に出発していきました。天場にいた二人の単独行男性も夜明け前に出発していったようです。みなさん早立ちを心がけています。わたしは明るくなった午前5時に出発。快調に歩き森林限界を超えると、周囲の山がきれいに見えてきました。やっぱりかっこいい甲斐駒。
07

 北岳と間ノ岳。
08

 高嶺に到着すると、鳳凰三山の観音岳のむこうに富士山が浮かんでいます。
09

 地蔵岳のオベリスクを裏側(西側)から見ているので、左側に雲が取れ始めた八ヶ岳が顔を出しています。
10

 賽の河原の砂礫を下り、鳳凰小屋に到着。ここには2年前に御座石温泉に自転車をデポして登ってきました。(二年前の記録はここ)
 お客さんが出かけて行ったあとの後片付けの真っ最中です。良い天気なのでお茶碗も露天干し。
11_2

 今回はドンドコ沢を下ります。下り始めて振り返ると、ドンドコ沢の源頭近くからオベリスクが見える地点がありました。この先は急坂の連続なので、登ってきた人は急坂を突破した後に、晴れていればこの景色で報われるでしょう。
12_2

 急坂を下り、やっとドンドコ沢も開けてきました。自転車があれば快調に乗って下れる道になりました。自転車ナシの下りは足がつらい。まぁ、自転車乗車可能なのはせいぜい南精進滝よりも下でした。自転車で楽しめるコースは当然ながらなかなかありません。
13_2

 自転車があれば快調なのにー、という道を1時間ほど下って、なんとか12時15分発のバスに間に合いました。
14_2

 帰宅翌日は強烈な太ももの筋肉痛に襲われてしまいました。やっぱり自転車がないと下りがつらいです。さらに帰宅三日後に、太ももの筋肉痛がおさまったと思ったら、左ひざの腱の痛みが発生。登りも下りも痛くて大変。一月間何も運動せずにいきなり急坂下りは老体には過激だったかと思ってます。あぁ、年寄りにはこまったものだ。

|

« 2016年6月26日 芳ヶ平 | トップページ | 2016年9月10日 加波山から雨引山 »

コメント

こんにちは。
素晴らしいお天気のなか、いい山旅をされたようで羨ましい限りです。
避難小屋になったんですね。昨年から小屋番さんが体調崩されたというのは知ってましたが。
小屋のほうは何人くらい泊まれそうですか?

できれば今シーズンにも早川尾根を歩こうと思ってます。
途中崩壊していた場所も治ったようですね。

自転車で登山とは凄い、恐れ入ります。

投稿: hituzo | 2016/08/31 12:29

hituzouさん、こんにちは。
早川尾根小屋は、40人は泊まれる広さがあります。でも窓が板で閉じられていて内部は真っ暗です。空気がよどんでしまっています。でも、水場は大丈夫でテン場もしっかりとしています。
崩壊していた部分は尾根の南側を巻く道がしっかりとついていて、問題なく通過できました。

投稿: Zen | 2016/09/01 07:19

お礼が遅れて申し訳ありません。
詳しいレクチャーありがとうございました。
なるほど、空気よどんでいるのは厳しそうですね(笑)。
では、テント泊で挑んでみようと思います。
なかなか週末のお天気が安定しないのでやきもきしておりますが。。

また訪問させて頂きます。
ありがとうございました。

投稿: hituzo | 2016/09/06 11:49

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74132/64050152

この記事へのトラックバック一覧です: 2016年8月9-10日 早川尾根小屋:

« 2016年6月26日 芳ヶ平 | トップページ | 2016年9月10日 加波山から雨引山 »