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2014/09/18

2014年9月14、15日 鳳凰山(地蔵岳、観音岳)

二年前に急坂で四苦八苦したというのにすっかり忘れ、山と高原の地図に書いてあった「なだらかな道」という言葉に魅かれて、また自転車を担いで鳳凰小屋まで登る計画を立ててしまいました(二年前の記録はここ)
好天が予想された三連休なので人気の鳳凰三山はかなりの人出を覚悟しなければならないのも、ちょっと軽率だったようにも思います。

一日目
阿佐ヶ谷始発で穴山駅に午前7時すぎに到着。二年前と同じ景色です。しかし今年の夏は天気が悪かったので、久しぶりの青空がうれしい。
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御座石鉱泉から入る道を目指します。「ゆるやかな道」は「急坂」を越えて燕頭山から鳳凰小屋の間です。
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小武川は源頭に崩壊地が多く、大規模な砂防工事が行われています。道端にあった機械は土石流の発生を知らせるもの。広島の土砂崩れの印象が生々しいので、砂防工事も大変だなと思います。
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御座石林道に入ると急な登りのダートになります。たくさん発泡性の飲み物を担いでしまったのでザックが重い。
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御座石鉱泉に到着。水を補給して御座石林道をさらに登ります。
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御座石林道の終点から分岐する、荒れた精進ヶ滝林道に進入。御座石鉱泉から地蔵岳にいたる山道に合流する道が途中から分岐しているはずです。
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ところが、地図からそれらしい場所を探してもまともな踏み跡が見つかりません。薄い踏み跡を少し入ってみましたが、とても無理。あきらめて御座石鉱泉に戻ることにしました。
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御座石鉱泉の方にお願いして自転車を置かしてもらいました。輪行袋や修理道具もそばに置いていこうとしたら、屋内であずかってくれるとのこと。ありがたくお願いしました。ネット上での事前調査ではあまりよくない評判が流れていましたが、全然そんなことはなく、よい感じの宿でした。
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一時間ほど登っていくと、御座石林道から登ってきた道と合流。合流点は砂防工事の現場になっていて、御座石林道から簡易林道が延びていて、車が入れるようになっていました。精進ヶ滝林道入口の手前にあった工事現場への入口から登ればここに到達できるのでした。ここまでは自転車でこれたのに残念。
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でも、ここから先もまったく乗れないどころか、担いで登るのもたいへんな急坂の連続。御座石鉱泉に自転車をデポしてよかった。いくら「なだらかな道」が素晴らしくても、この連続する急坂を登る気にはなりません。やっと道の傾斜が緩くなり笹原に入ると、燕頭山です。
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「なだらかな道」は確かになだらかですが、段差が多く自転車で走るには全然適さない道でした。冷静に考えればあたりまえ。
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自転車なしで登ると早い。御座石鉱泉を10時半に出発して、鳳凰小屋に午後2時半に到着しました。好天に恵まれた三連休とあって、小屋は大混雑。
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それでも水は豊富だし、お花畑の庭はにはベンチがたくさんあります。
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「別館」とよばれる小屋が私の寝床に割り当てられたので、「別館」前のベンチでお店を広げました。
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二日目
午前4時前からみなさん動き始めました。小屋泊まりとしては早い活動開始です。つられて一緒に置きだし、定位置となった別館前で朝食を食べ、暗いうちからランプの光を頼りに歩き出しました。1時間もかからずに地蔵岳に到着。朝日が昇ってきて、モルゲンロートに稜線が染められました。
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地蔵岳の花崗岩の隙間から、朝日に染まる直前の甲斐駒が間近に見えます。かっこいい。
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地蔵岳から観音岳に移動しました。地蔵岳のオベリスクの向こう側に甲斐駒が聳え立っています。
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西側には深い野呂川の谷をはさんで北岳が真正面に見えます。
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南側には薬師岳。その向こうに富士山。
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薬師岳は省略して鳳凰小屋に戻ります。ほとんどの登山客は出発して、静かに焚き火の煙がのぼっていました。
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下山途中に、一足早く紅葉している木をみつけました。ここは少し乗れそうに見えるかもしれないけれど、実際は乗れない道の連続です。
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急坂を延々と下って、御座石鉱泉に午前11時ごろに帰着。自転車はちゃんと待っていてくれました。宿のご主人にお礼を言って、御座石林道を下りました。
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釜無川に出て、田圃の中の道を韮崎に下っていきました。道端にはコスモスが咲いていて、いよいよ秋です。
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韮崎駅に到着。やっと自転車の威力を発揮できました。先週の徳本峠からの帰りに使ったのと同じ電車に乗り込み、渋滞する中央道を垣間見ながら輪行で帰宅しました。
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鳳凰三山に自転車を担いで登るという思い違いはもうしないと思います。「なだらかな道」は自転車向けの注釈ではないことも肝に銘じました。今度はもう少し乗れるところに行こう。
驚いたことに帰ってきてから二日目になって太ももの筋肉痛がひどくなりました。急坂を下ってきたときにいかに筋肉を使っていたのか、ということがよくわかりました。自転車を引きずりおろすような場所に行っても、今回のような筋肉痛にはなりませんでした。杖(ストックや自転車)無しで下ると、普段あまり使っていない筋肉に負担をたくさんかけるようになるようです。

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