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2013/09/11

2013年9月7-8日 夏沢峠から根石岳山荘

青春18キップの問題は使用期限があること。夏休みのこの時期は9月10日までが有効期限。週末の天気が悪いという理由で計画の延期を続けていたら、最後の週末なのにまだ二枚分の青春18きっぷが余っているという状態に追い込まれてしまいました。天気予報は悪いけれど行くしかない、ということで、なんとか計画をひねり出しました。登山と自転車を組み合わせたプランです。
 夏沢峠に自転車をデポするのがミソ。ここを起点にして天狗岳と硫黄岳に登るという計画です。重要な一泊は根石山荘に決めました。決定打は水場があるということ。水が豊富にないと飲み物は冷やせないし、素泊まりが基本の私には豊富な水が必要です。さらに、稜線にある小屋なのにどうして水場が確保できるのかという疑問も解決したかった。というわけで、雨を覚悟して出かけました。

一日目
中央線阿佐ヶ谷駅の始発に乗ると、普通電車の乗継で茅野に午前8時前に着くことができます。これは特急で新宿を出るよりもずっと早い到着時間です。茅野駅では少し青空も見えました。もしかしたら、天気予報は外れて良い天気になるかも?・・と淡い期待。
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八ヶ岳方面に登っていく道の端にはコスモスが咲いていて、秋を感じます。
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八ヶ岳の裾野を黙々と登って行きます。今晩の飲み物がたくさんザックに入っているので重くて大変です。唐沢鉱泉分岐を過ぎるとダートの登りになり、さらに苦闘が続きます。ついに、桜平直前の急登は押しが入ってしまいました。7年間に来たときは、半ダースの飲み物に加えて四合の和製飲み物も担ぎながら押しなしで登ったという自分の記録を後から発見して、加齢による衰えを懸念させる結果となりました。
そんな懸念に加えて桜平あたりからは雨模様になってきました。でも、これは想定どおり。夏沢鉱泉から見上げる空はガスが迫っていて、天気は完全に下り坂です。
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沢沿いにオーレン小屋に向けて登って行きます。車が入れるのは夏沢鉱泉まで。その先は登山道ですが、オーレン小屋への荷揚げのためにキャタピラー車が入るため、道幅が広く自転車は押していけます。
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お昼すぎにオーレン小屋に到着。幸いに雨は小降りです。
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荷物が重くて天気も思わしくないので、もうオーレン小屋に泊まって楽しようと考えながら登ってきました。しかし、オーレン小屋の前で中高年の登山者グループが、引率リーダーの号令のもとに硫黄岳に向けて登っていくのを見て、これは負けずにぼくも登って行かなければ、という気持ちにさせられました。
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気持ちを入れ替えて夏沢峠まで登って行きます。峠はガスの中。夏の営業が終了したヒュッテ夏沢の軒下に、自転車をデポさせてもらいました。
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飲み物がたくさん詰まったザックの重さは変わりないけれど、自転車をデポしただけでだいぶ身軽になりました。今回はSPDシューズではなく、登山靴できています。濡れた岩でも安心して登っていけました。木々に囲まれた簑冠山の山頂に難なく到着。
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天狗岳に向かって下るとすぐに、森林が切れてハイマツ帯になります。その途端に強風にさらされます。根石山荘の看板に導かれていくと、ガスのなかに小屋がありました。午後2時半に到着。
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根石山荘には3名の予約が入っていましたが、この悪天候でキャンセルになったそうです。その結果、今晩は素泊まりの私だけ。乾いた肌着に着替えてすっきりとしてから、ストーブそばでゆったりと担ぎあげた飲み物を堪能しました。
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小屋には湧水がでていて、飲み物を冷やすのにも困りません。湧水は涸れることもあるそうですが、この天候なので水は豊富に湧き出していました。よかったよかった。

二日目
ぐっすりと寝て、目覚めたら午前5時半。あたりは相変わらずガスが立ち込めています。昨日よりも風雨が強くなっているようです。天気は良くなりそうもないので、まっすぐ下ることに決定。イヤイヤながら生乾きの肌着に着替えます。その上から雨具を着て、完全装備で外に出ました。横なぐりの雨です。風雨の中に、根石山荘の案内板が立っています。
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樹林帯に入ると風はなくなりますが、雨はしっかりと降っています。苔むした針葉樹林は、雨のほうが美しく見えるかもしれません。
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ガスの中の夏沢峠にほどなく到着。自転車は、軒下で雨をしのぎながら待っていてくれました。
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夏沢峠は7年前に超えて以来初めてです。当時はフルリジッドのVブレーキ車でした。今はサスペンションと油圧ディスクブレーキにグレードアップしています。少し乗車率が上昇したでしょうか?記憶が定かではないので比べられませんが、乗車率は上がったことにします。
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本沢温泉に到着。根石山荘を出たときは雨がしっかり降っていましたが、夏沢峠あたりから雨が止んでいます。天気が悪くても、雨が降っていなければだいぶ気楽です。
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本沢温泉からの下り道は快適そのものです。泥はねや針葉樹の落ち葉が巻き上がりますが、これはこれでワイルドでケッコウ。
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舗装された八ヶ岳林道を横切って稲子集落に至るダートに入りました。7年前に来たときはまだ小屋の形状を保っていた稲子小屋は、完全につぶれていました。レンズに雨粒がついてしまって、画像が変です。
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稲子集落に到着。雨は上がっていますが、いつ降り出してもおかしくない天気。根石山荘を出てから2時間ちょっとで下ってきてしまいました。
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小海線の松原湖駅で終了。この無人駅は雨がしのげる待合室と水場があります。誰もいないので待合室を独占して、2時間後にやってくる小淵沢行きの列車が来るまでここで身づくろいをしました。泥はねで汚れた雨具を洗い流したり、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、乾いた衣類に着替えたりしました。その間にも、雨が降ったりやんだりしていました。待合室はありがたい。
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身づくろいと腹ごしらえがしっかりできたので、あとは電車の中で寝て帰るだけ。普通電車を乗り継いで都会に戻りました。

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コメント

あいにくの天気でしたが、むしろそれを楽しんでいる余裕を感じました!なんといっても輪行でのトライに敬服いたします。

投稿: 剣持 | 2013/09/12 19:28

こんにちは。輪行はなんといっても、反省するために好きなものを飲めるところがいいところです!そして、居眠りしてももちろんヘイキだし。

投稿: Zen | 2013/09/14 05:35

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