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2011/08/09

11/08/07釜無山林道

先週(7月30,31日)は台風でだめだったし、8月6日の楽しみにしていた恒例の群馬の鮎も天候不安定で中止になってしまいました。
天気予報では7日の日曜日は中央線方面は比較的よさそう。6日の中止がきまってすぐにその日の晩のムーンライト信州の指定券を確保できたので、釜無山林道に行ってみることにしました。標高が2000m近くなので、きっと涼しい。
茅野駅に午前3時半に到着。早朝発の白樺湖方面へのバスが運行されていないためか、列車から降りる人はほとんどいません。おかげでゆったりと横になれるベンチが確保できて、ぐっすりと寝てしまいました。目が覚めたらあたりは明るくなっています。すでに5時を過ぎていました。

駅から杖突峠方面を見ると雲のなかです。
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国道を登るのはつまらないので、地図で見つけた下馬沢沿いに杖突峠に登っていく道をたどります。街中からいきなり激坂なので、どんどん高度を稼ぎます。振り返ると茅野の街が下に広がっています。
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期待通り途中からダートになりました。なかなかよい雰囲気です。途中に馬頭観音像があったりします。もしかすると、これが昔の杖突峠に登る道だったのかもしれません。
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杖突峠に到着。千代田湖、入笠山方面への道はゴルフ場の入口にもなっていて、さきほどまであえいで登っていた森の中の林道の雰囲気が一変しました。あづまやで朝食休憩。
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ゴルフ場のクラブハウスまでは街灯がある立派な道です。追い越していく車もクラウンなど、いかにもゴルファーらしい。でも、道の両側の木立は1000mを越えた標高を感じさせる針葉樹林で美しい。
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ゴルフ場のクラブハウスを過ぎると、急に道は狭くなりますが、しばらくはゴルフ場沿いに走ります。金網ごしにゴルフ場を見ていると、汗みずくになって自転車をこぐのと、涼しげにクラブを振るのとは、大きな隔たりが金網を境にあるような気がしてきます。
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ゴルフ場を過ぎてすっかり車が来なくなった舗装路を走っていくと千代田湖にでました。人工湖のようですが、周囲の地形に溶け込んでいてよい雰囲気です。新宿区の小学生がキャンプをしていました。
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舗装路を登ったり下ったりしながら芝平峠に到着。計画では金沢峠から東側の尾根を巻いていく道を走る予定だったのですが、舗装路をたどってしまったら尾根通しの道に入ってしまいました。金沢峠の分岐と芝平峠の分岐をみるかぎり、巻いていく道はどうやらダートのようです。さらに舗装路を走っていくと1628mのところで入笠牧場への道の分岐に到着しました。ここから入笠山方面はダートになりました。
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ダートを登っていくと富士見パノラママウンテンバイクコースの標識が現れたりして、観光地っぽいにおいがしてきます。再び舗装になると入笠湿原に出ました。ゴンドラで登ってきたと思われる人たちが、記念撮影をしています。
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御所平峠手前の入笠山登山道入口にはガードマンいて、自転車を押しながら登山道に入るのは許してくれそうもありません。ピークに登るのは釜無山に絞ることにして、入笠山の東側を巻いていく舗装路を走ります。途中に展望が開けるところがあります。残念ながら八ヶ岳は雲の中。山麓は望めました。
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ガードマンがいない仏平峠側の入笠山登山口。大きい看板でオートバイはダメと書いてあります。自転車を担いで進入すると、自転車も同類と思われてバッシングに会うのではないかと危惧して、ここはあきらめました。ほんとうの理由は疲れていたからですけど。
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大阿原湿原までは富士見パノラマが無料送迎バスを運行していました。タクシーも頻繁に行き来しています。しかし、大阿原湿原から釜無山方面に入ると、はったりとひとけがなくなりました。そのかわり雲は取れてきて、明るい夏の日差しがそそぎます。標高が2000m近くになると、さすがにすがすがしい。釜無山への登山口に到着しました。林道のほうは立派なゲートで封鎖されています。
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せっかくなので2000m超の釜無山に登ろうと登山道に踏み入りました。苔むした標識があります。
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最初は林道と思われる広い道。
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ところが広い道が終わって東に方向を変えたところから、いきなり道が薄くなってしまいました。このあたりで標高2000m。釜無山の山頂までは標高差は100mですが水平にかなり距離があります。ここで自転車を持って登頂する意味はないと決断して、引き返すことにしました。事前の調査では釜無山山頂の展望はよくないということだったので、決断は早かった。
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山道を下って釜無山林道に戻りました。青空と針葉樹が標高の高さを教えてくれます。
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いよいよ釜無山林道の下りです。国土地理院の地図では途切れているのですが、情報によると富士見町花場まで貫通しているはずです。おそらく7月末のシマノバイカーズフェスティバルでもこの林道を走ったはずです。路面は整備されていて安定に乗っていけます。すごいのは深くえぐれた釜無川渓谷に向かって大きくジグザグを切って下っていくところです。途中で見上げると、さっき走った道があんなに高いところに見えます。
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ゲートを抜けて釜無川と平行に下っていくようになってもダートは続きます。標高を下げていくにしたがってムッとした熱気に遭遇します。白谷沢を過ぎて大萱の集落に出て林道は終了しました。
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集落のなかをゆるゆると下っていくと、休戸地区の盆踊り会場に到着しました。しかし、暑い盛りの午後1時ではだれもいません。
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輪行で帰るためには始発電車が多い小淵沢駅まで行くことが必要です。暑い国道20号線をくだってから、釜無川の河岸段丘を登らなければなりません。山にかかっている雲が黒くなってきてゴロゴロと雷鳴が聞こえてきました。やがて、ポツリポツリと大粒の雨が落ちてきました。
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雨に降られないように全力で河岸段丘を登ったのでまたまた汗をかいてしまいました。観光客で混雑する小淵沢駅のはしっこに雨を避けられる場所を発見。ここで輪行準備をして、汗と泥で汚れたTシャツとレーパンを着替えてホームに登りました。ホームは特急あずさを待つ人が多くいましたが、始発の普通電車はガラガラです。青春18キップトラベラーはあまりいないのでしょうか。ガラガラの電車で甲府方面に下っていくと、南アルプスの雲が少し晴れてきました。車窓から甲斐駒や鳳凰三山の地蔵岳オベリスクの尖塔を眺めて帰ってきました。写真は春日野駅と長坂駅の間から見えた甲斐駒。摩利支天のコブが印象的です。
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釜無山林道は豪快に谷底に下っていく豪快な道でした。これで周囲の山々の展望があれば最高でした。釜無山登頂はどうしようかな。

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