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2010/08/25

10/08/22-23栂池自然園から風吹大池

 青春18キップを使った今夏最後の旅です。北アルプス最大の池という風吹大池に栂池自然園経由で行き、ほとりの風吹山荘に泊まって、姫川に下るという計画です。余裕があればさらに塩の道も探索する予定でした。

 結論は、山道は全然乗れず、自転車向きではないということです。もちろん、栂池自然園までは舗装路なので自転車で登れるし、風吹山荘からの下りも林道に出てからはMTBの威力が発揮できましたし、静かな風吹大池と山荘の一泊はとてもよかったですが、それを差し引いても担ぎと押しばかりの山道はかなり苦行でした。

 またまた、このブログにお勧めできないMTBコースが増えました。

1日目
 8月21日の深夜に出発するムーンライト信州で早朝の白馬駅に到着。この夏は大河原林道に続いて二回目の利用です。終点の白馬駅付近は霧に包まれています。
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白馬駅を午前6時にスタート。霧の中を岩岳スキー場方面に向かいます。
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岩岳スキー場がある切久保から楠川を渡り落倉への登りにかかります。このあたりから霧が晴れてきて、目指す白馬乗鞍の雪渓が遠望できました。高い!地図によれば標高差は1300m強あります。
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栂池自然園に登る道は舗装されていますが、一般車通行止めなので静かです。白樺ゲレンデを横切って鐘の鳴る丘が見える地点に到着。雲はあるものの良く晴れていて暑い。
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水をしっかりと補給しながら、ひたすら舗装路を登っていきます。ゴンドラ終点を過ぎて、ロープウェーを垣間見ながら登ります。このあたりは単調で苦しい区間でした。ゴンドラ終点からすぐに栂池自然園です。白馬駅から3時間40分かかりました。数年間に比べて明らかに登坂速度が遅くなっているような気がします。急に人が増えて賑やか。
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栂池自然園から天狗原までは100%担ぎの登り。覚悟はしていましたが、たくさんの登山者は予想外。日曜日とあって下ってくる人が多く、道をよけて待つことたびたび。でも休憩の理由になってよかった。ここは1時間20分ほどかかってなんとか登り切りました。落倉から遠望した雪渓がすぐそばに見えます。
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たくさんの人がいた天狗原から風吹大池方面の道に入ると誰もいなくなりました。
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誰もいなくても、池塘があちこちにあってきれいです。ただし、自転車は全然乗れません。
いくつかの池塘が集まったところ。
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池塘がひとつだけひっそりとあるところ。
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池塘がなくなると乗れない尾根道を担いだり押したりしていきます。下り基調なのがせめてもの救い。やがて、稗田山の大崩落を足下に見るフスブリ山の北東地点に到達しました。
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風吹大池に到着。
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池から少し入るとすぐに風吹山荘が現れます。一人で小屋管をしているネパール人ガイドのろくさんが迎えてくれました。
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風吹山荘に午後2時に到着したので、自転車を置いて風吹大池周遊の散歩に出ました。風吹大池の周辺には小さい池が3つあります。最初に見えてきたのは小敷池。
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風吹大池の北側にある小さい池は、地図に名前は記載されていませんが標識によると血の池というようです。おどろおどろしい名前ですが、池は静謐です。
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科鉢池を過ぎると大池の向こうに山荘が見えます。
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風吹大池を一周しましたが、流れ込んでいる沢は一本も無し。風吹山荘では飲み水は得られないのです。池の水を引いていますが、もちろん飲めません。これが唯一の欠点でしょう。
私が夕食を食べ終わったころに、今晩の宿泊を予約していたAさんが5時ごろに到着。天狗原から1時間40分ほどで到着したという俊足の人です。Aさんは外で夕日を浴びながら夕食。メニューは定番のカレーですが、ナスなど野菜がたっぷりはいっています。ろくさんが毎週ボッカしているそうです。
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2日目
昨晩は暗くなった午後6時に寝て、今朝は朝日が昇った午前5時に起きました。11時間の熟睡。
雲ひとつない青空が朝から広がっていて、風吹山荘は朝日を浴びています。下界は暑くなりそうですがここは別世界。
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朝食はろくさん荷揚げによる、ナスの味噌汁に生野菜のサラダ、目玉焼き、ハム、納豆、海苔という豪華版。それに今回限りのネパールティーもついて大満足です。今日はのんびりと蓮華温泉に行くというAさんと別れて、土沢への道を下ります。さっそく乗れない山道が始まります。
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汗をかきながら下っていくと、北俣沢の中の小さくて細い尾根上を歩くようになって展望が開けます。正面に見えるのはおそらく雨飾山でしょう。
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尾根の左側の沢には、地図にしるしがある温泉が沸いているのが見えます。熱いのかどうかは不明。湯気は確認できませんでした。
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ついに山道が乗れるようになり、これは乗車率を10%に上げられるかと思ったらダートの林道に合流してしまいました。小屋からここまで1時間半でした。
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ダートの林道はよく整備されていました。北野からの道は林道が通行止めになっているとのことで、こちらのルートが整備されたのかもしれません。30分ほど下って舗装路に出ました。
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さらに舗装路を下ると来馬の集落に出ました。姫川はすぐそこです。川向こうの線路や国道も見えます。
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来馬集落は花がきれいです。まだ9時過ぎなので塩の道を探索して中土駅か南小谷駅を目指すことにしました。
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ところが、走り出すと暑い。標高が一気に下がったので暑さが体にこたえます。人里に下りてしまったので緊張の糸が解けてしまったこともあって、浦川沿いのじりじりと太陽が照りつける林道を登るところで力尽きました。
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北小谷駅に向けて下ります。ちょっとの登りでも熱中症かと恐れながらよろよろと登り、無人の北小谷駅に到着。小さな駅舎の中は風が通ってほっとできます。
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近くの施設の水道を借りて頭から水をかぶり、Tシャツを濡らして体を拭き、着替えをして人心つきました。駅には風吹大池、風吹岳登山口の表示があり正統な登山口を主張しているようです。
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一両編成のディーゼルカーが到着。ここから延々と普通列車を乗り継ぐ青春18キップの旅で帰宅しました。
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冒頭にも書いたようにこのコースはまったく自転車向きではありませんでしたが、天狗原から風吹大池を経て北小谷に下る道は静かで山歩きには良いコースです。
それにしても、登坂速度の遅さが気になったり、2日目は暑さに負けて早々に駅に逃げ込むというのは年のせいでしょうか。

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